年明けに東京でも「緊急事態宣言」が発令され、また２月に入っても延長もされと言う状況に至っていますが、路上の方はといえば、特に変わったこともなく、 静かになった新宿の街中で、寒さも今が本番なのですが、そんな中でもそこそこ力強く生活を続けています。

　越冬後段の取り組みは毎週日曜日の衣類配布、おにぎりパトロール、高田馬場パトロール、夜間の新宿毛布配布パトロールを巡らせ、状況を把握するとともに、とにかく暖かくと、防寒衣類、毛布、寝袋、ホカロン類の提供を軸に行っています。
　衛生面では、マスクの配布はもちろん、シャワーサービスも続け、また、医療班による巡回同行も続けながら、健康チェックや、必要な方々の福祉事務所への橋渡し活動も続けています。

　とりわけ今のところ、大きな事故もなく、いつもの冬よりも喧騒が少ないだけの新宿の街中でどうにかこうにかやっております。

　「コロナ禍」の関係で言えば、新宿は間違いなくその影響が強い場所ですが、被害を受けた方々もなんとか堪えて、路上にまでは至っていないことが伺われます。 昨年１２月２７日の調査では新宿駅周辺163名、１月３日160名、１月17日174名、1月３１日164名と、ほぼ横ばいで、新宿の路上での影響はあまり感じられません。まあ、それはそれで、そんなものかも知れません。

　なので、いつものメンバーを相手に、今はとにかく凍え死なないよう、仲間が仲間を心配しながら、仲間の手で、共助の精神のもと、支援の手を差し伸べています。

　詳しいことは４月頃に発行される連絡会newsで報告させて頂きます。